「行動経済学」と「コピーライティング」の関係性とは (2019年6月)
[オフィスクサカベ・ブログ]
「行動経済学(Behavioral Economics)」と
「コピーライティング」の関係性とは (2019年6月)
ノーベル経済学賞の受賞で注目されている「行動経済学」。
この行動経済学の視点からコピーライティングの法則を導き出すという、
マーケッターならだれでも興味のある講座を受講しました。
この講座は、神田昌典さんの会社が提供したものです。
目の付け所がさすがです。
行動経済学は、従来の経済学では説明しきれない行動を、
心理学との融合により分析するものです。神田さんの持論でもある
「買うのは感情」それから「理論で正当化」という流れが、
学問的に研究されてきたのです。
では、行動経済学とコピーライティングは、どのような関連が
あるのでしょうか。この講座では、7つのセッションで
具体的な例を含めたわかり易い説明で、行動経済学の概略と
コピーライティングの関係を学びました。
例えば、コピーライティングで良くある「問いかけ型」は、
行動経済学では「プライミング」として説明されます。
プライミングは、先行してほのめかすことで、
連想が誘発され、活動が促進されることです。
つまり、キャッチコピーで「〇△をご存知ですか?」
と問いかけることで、脳が〇△について考え始めるので、
その後のコピーがすっと入っていくということです。
これ以外にも、今までセオリーといわれていたことが、
学術的に証明されたのです。このような理論を
実際のマーケティング施策に適用するのが楽しみです。
・・・それでは、また次のブログで。 [オフィスクサカベ・ブログ]