飲食店の新規開店から考える新規事業の立ち上げ（2021年1月）
［オフィスクサカベ・ブログ］
飲食店の新規開店から考える新規事業の立ち上げ （2021年1月）
コロナ禍の中、地元に新規開店した飲食店は、
明暗分かれる結果となりました。
新型コロナの感染拡大が止まらない中、
昨年に続き「緊急事態宣言」が発出されました。
時短営業など飲食店には逆風が吹く中、
地元に開業した飲食店は明暗が分かれる結果となりました
昨年の緊急事態宣言が終了した5月に、
地元に新しい鶏料理中心の居酒屋が開店しました。
外食需要が高まらない中で、新規開店には厳しい船出となりました。
それでも、元気いっぱいの従業員、悪くない立地、清潔な店舗、
同じジャンルの競合店はなく、十分に準備された新規開店でした。
もう一つの新規開店は、餃子を中心とする中華料理店。
（いわゆるマチ中華） このお店の隣にもマチ中華料理屋があり、
駅向こうには有名な餃子専門店もあり、
競合だらけのレッドオーシャンでの開店でした。
開店後の両店の様子は。
ブルーオーシャンだと思われた鳥料理居酒屋は、
コロナ禍ということもあり、なかなかお客が入らず、
年末を待たず閉店となってしまいました。
一方、レッドオーシャンだと思われたマチ中華店は、
開店初日から毎日、満員御礼です。
すでに市場が顕在化しているマチ中華だからこそ、
この厳しい環境下でも短期間で成功できたのだと思います。
逆に、鳥居酒屋は新しい業態だから市場に浸透するまでの
時間を必要としていたのかもしれません。
このことは、新しいクラウドサービス開発の参考になります。
新サービスというと、つい、今までにない新しいサービスを
イメージしてしまいます。
しかし、市場から求められているものは、
誰もが理解でき、誰もが必要となる
そんなサービスなのかもしれません。
・・・それでは、また次のブログで。 ［オフィスクサカベ・ブログ］