活動実績3 <Branding>
ストーリーで紹介する活動実績 [オフィスクサカベ]
Windows Server 10年の集大成となるプロダクトローンチ。
~ グローバル広告キャンペーンを日本独自に展開 ~
マイクロソフトの宣伝部では、B2B向けサーバーソフトウェア製品を中心に、
多種多彩なプロダクトキャンペーン(製品広告)を担当しました。
その中でも、特に記憶に残っているWindows Server 2003について紹介します。
マイクロソフト初のサーバーOS (Windows NT)を出荷してから10年目となる年に、
Windows Server 2003はローンチ(出荷)されました。
この頃、マイクロソフトではマーケティングコミュニケーション(以下、マーコム)を
グローバル化する動きが始まったのです。
以前は、各国の裁量に任されていたマーコムが統合され始めたのです。
そして、このプロダクトキャンペーンが、
B2B向けグローバル広告キャンペーンの第1号となったのです。
広告のグローバルメッセージは、「Do More, With Less」。
意訳すると、「少ない手間やコストで、大きな成果を」。
キーメッセージは問題なかったのですが、ビジュアル(広告イメージ)に
ちょっと問題が出そうな気配でした。そこで、米国本社と調整を行い、
日本向け広告は国内で撮影することとなりました。
このプロダクトローンチでは、新聞・雑誌の製品広告だけでなく、
出版社タイアップによる共同セミナー開催や小冊子の雑誌添付、
ハードウェア企業やISV/SI企業との連携広告といった
幅広い展開となったのです。(TVCM連携も)
このキャンペーンでは、
・製品認知の獲得: 新聞広告、雑誌広告、ネット広告、TVCM
・製品の理解促進: 出版社共同セミナー、記事体広告
・パートナー連携: サーバー企業共同広告、ISV共同広告
を推進したのです。
この結果、Windows Server 2003という製品は、順調にマーケットシェアを伸ばし、
ビジネス的にも結果を残すことに成功したのです。
この製品以外にも、マイクロソフトでは延べ13回の新製品ローンチを担当し、
広報やパートナー活動など他のマーケティング活動とも連携し、
製品の認知の獲得、製品の理解促進を実践してきました。
<その他のプロダクト広告>
・サーバーOS: Windows Server 2003/2008/2008 R2
・サーバー基盤: 仮想化基盤(Hyper-V), Small Business Server
・データベース: SQL Server 2005/2008
・メールサーバー: Exchange Server 2007/2010
・その他の製品: システム管理(System Center)、セキュリティ(ForeFront)
・セグメント向け: 中堅中小企業向けキャンペーン(SME)